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24歳、社会人3年目   

今日で社会人2年目が終了、明日から社会人3年目。
1年目の一年間と比べて、2年目としてのこの一年間はすごく充実してた。
2年目になって急にたくさんのお客さんを任されて、
何も分からないままとにかく目の前の仕事に取り組んで、
心配でお腹を下したり、失敗してお客さんに謝ったり、フロアで口論したり、泣かされたり。
私ひとりの小さな失敗が、一企業にダイレクトな損失を与えるから、
常に緊張感に包まれてる、超ストレスフルな日々。

楽しいか?幸せか?って言われたら、NO。
学生時代の方が断然楽しかったし幸せだった。
だって友だちとおしゃべりして笑って飲んで、毎日「あー今日も幸せ!」って思ってたから。
それと比べて今は全然違う。
笑う回数も減ったし、好きなことする時間はほとんどないし、「あー幸せ」なんて感じることはほとんどない。
だけど、充実してるって思う。

いい意味でも悲しい意味でも、少し大人になったのかなって思う。
っていうか、人間らしくなったんだと思う。
いわゆる、マズローの欲求段階説が当てはまる、“人間”に。“動物”でなくて。
少し前までは、毎日笑って、ストレスゼロの状態が自分にとっての幸せだと信じて疑わなかった。
だけど最近は、ストレスフルだけど、充実してるって感じる。
なんか大げさだけど、生きてる実感がある。
学生時代とどっちがいいかって言われたら、もちろん学生時代のほうがいいけれど、今の毎日も捨てたもんじゃないと思う。


一応広告代理店志望ってことで就活して今の会社に入ったけど、
代理店じゃなくても大きくて安定してて有名でお給料のいい会社に入ったほうが良かったってずっと思ってた。(もちろん、今もそう思わないこともないけど。)
だけど、純粋に仕事を楽しむっていう意味では、そして若手社会人として経験を積むには、
広告っていう業界、しかもうちくらいの規模の会社ってのは、結構正解だったんじゃないかって思う。
広告の仕事って、クライアントのビジネスを理解しないと出来ないから他業界のビジネスが分かってくるし、クライアントの業界は多岐に渡るからだんだん業界と業界のつながりが見えてきて、ひいては世の中が見えてきて勉強になる。
それから、うち規模の会社だからこそ、2年目のペーペーでも50代のお客さん相手に1対1で商談できるし、
プロジェクトチームの先頭に立って全体のマネジメントができる。
しかも業務のほとんどが商談とマネジメントと交渉だから、ストレスフルだけど上手く進むとすごく快感。

とくに最近はだいぶ世の中が見えてきて、ビジネスっていうモノの面白さを感じるようになってきた。
さらにあと1、2年したらもっと色々見えてきて、もっと面白い仕事が出てくるんじゃないかって思うと、ワクワクする。
そんな自分に自分でびっくりしたり。


一生仕事をしたいとは思わないけど、かといって仕事を出産までのつなぎの期間にするのはもったいないと最近思う。
おばあちゃんになった時に「あの頃は仕事に打ち込んだな」って振り返るような数年間に今、突入した気がする。

入社してから辞めたい辞めたいって思ってたけど、踏ん張ってきて良かった。
継続は力なりとは本当だね。
半年前から続けてるマラソンも効果出てきたし。

24才、社会人3年目は仕事もプライベートもアクティブに楽しもうと、決意。

by isteem | 2009-04-01 01:37

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