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気分は学生だった   

フォローアップ研修が終わった。
職場を離れて、同期だけが集められた会議室で過ごした三週間。
常にリラックスしてた。
私にとって仕事で一番不安であり憂うつなのは、人間関係であるということが自明となった。

後半のグループ実習では、これでもかってくらい良いメンバーに恵まれた。
いい意味でも悪い意味でも、同類の人間が集まった。
論理的思考が大前提であり、かつ議論好き。
性格は温厚でムードメーカーというほどのキャラはいないもののみんなでいると楽しい。
同期やその他会社の人たちに疑問を感じていたところに、この班が結成され、議論ができたことは、救いとまではいかないものの、少し私を穏やかにさせてくれた。
みんなで色んなデータを引っ張ってきて、あーだこーだと言い合って、最後にこれだ!っていう納得のいく答えが見えたときの喜び。様々なグラフを作って、裏づけにできるデータが出来上がった時の喜び。そういうワクワク感。
私がまさに感じていたことを、他のメンバーも感じていたと知ってものすごく嬉しかった。

会社の人たちはつくばの友達のような人たちはいないから、議論なんてしないし理屈はすべてヘリクツか嫌味になってしまう、なんてひねて感じてしまったりもしていたからこそ、私と、そしてつくばの友達と同じような感覚というか好みというか、そんなものを持っている人たちがいるってことがとにかく嬉しかった。

残念なのは、一昨日のプレゼンを最後に、彼らと一緒に仕事をすることは今後おそらくないだろうということ。ほんとに、なんとも残念。

だけど、これを励みに月曜からまた頑張っていこう、と思えるほど私は単純じゃないから。
結局この三週間は社会人になって苦しみあがいていた私には、(人事の方いわく、人事の方がたからの)最高のプレゼントだった、ということにすぎないのだけれど。

次にはつながらないけど、それでも、楽しい三週間が送れて良かったじゃないかと、
あまり欲張りになりすぎず、そうとらえることにしよう。

オマケで何人かの人たちと仲良くなれて、おかげでこの日曜日や来週はちょっとした楽しみもできたし。

そうだな、今回唯一得た教訓をいうならば、見切りを早々につけないこと。

内定者の段階で早々に見切りをつけてた感じだけど、見直したし。
GTのように、決め付けないように心掛けよう。

by isteem | 2007-06-23 01:45

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