トルコに行くにあたって   

人は、一度巡り合った人と二度と別れることはできない。なぜなら人間には記憶という能力があり、そして否が応にも記憶とともに現在を生きているからである。
-大崎善生「パイロットフィッシュ」

すごくすごく好きな一節。
久々に思い出した。

5年ぶりにトルコに行くにあたって当時の日記を読み返してみたら、今の私が持ってる考えの基本となった体験が書き記されててちょっと感動した。あの1ヶ月はとうの昔の出来事だと思ってたけど、しっかり今につながってるんだね。

たとえばひとつ例を挙げてみると、イスタンブルのホテルで出会った日本人の大学生が私に放った言葉。それが未だに私の中で息づいてる。あの時言われたあの言葉。それに向かって今でも足掻き続けてる。

ちなみに、酔いに任せて4年ぶりにメールをしてみたら、通じた。向こうも覚えててくれて、なぜか携帯メールで長々とメールをやり取りしたんだけど、そこで分かったことは、私に大きな影響を与えた彼も当時は所詮20歳の若者で、今の彼にとって当時の発言は恥ずかしいことばかりだと。なんだよー・・ってかんじ。でも、当時19歳の私にとって当時20歳の彼が大きな存在だったように、24歳になった今の私にとって25歳になった今の彼も依然私に大きな影響を与えうる存在なんだなって実感。久々に会ってみたくなっちゃった。会わないけど。
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by isteem | 2009-07-19 00:59

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